レアルこの夏最後の補強
マーケットオフとなる本日31日に、ギリギリでセビージャからセルヒオ・ラモスを獲得したようです。
セルヒオ・ラモスはいまリーガ・エスパニョーラで最も将来を嘱望されてる若手ディフェンダーで、代表にも名前を連ねる好選手。サムエルが抜けた事でディフェンスラインに穴が開いていた状態だったんですが、読みの良いディフェンス、振り切られないスピード、なによりパフォーマンスが安定していると若手らしからぬプレーは放出したサムエル以上の選手だと言われ、穴を埋めるどころか強化されたと言うべきでしょうね。
今シーズン終了後の獲得だろうと思っていただけに、ギリギリでの獲得には少し驚きました。オーウェンを売却したのでもしかしたら…と思いもありましたが、セビージャとしては痛手以外の何者でもないでしょうね。
何にせよ前線への偏りもこの選手の加入でいくらか緩和できたできたでしょう。しかし、左SBのR・カルロスは攻撃に偏りすぎだし、J・ウッドゲイトはリーガーでどこまで通用するのか未知数。そして控えの選手とのレベルの格差がありすぎると言うディフェンス面での不安がなくなった訳ではないですけれどね。
この時期の召集
リーグが開幕し、シーズン本番を迎える直後に代表の親善試合。
このテストマッチに欧州組みを召集するというジーコの考えは果たしていかがなものか・・・?
個人的な意見を言わせてもらえば、相手はホンジュラスという、同等かもしくは格下のチーム相手に、フィットしなければスタメンが危ないこの時期に欧州組みを呼び戻すのはいかがなものかと思うんですが…
「代表の試合は何よりも優先される。」この考えはわかります。しかしその代表のために力をつけれる場所は、クラブでスタメンを張り、常時試合に出る事だと思うのですが…
小野や中田が親善試合のたびに日本に戻る事を今までどの監督も快く思っていなかったし、実際その直後などはパフォーマンスを落としたりして、試合に出れなかった事もありました。
代表は大事。だけど給料を払い、力をつけさせてくれる所はクラブなんだと言う事をジーコに判って貰いたい…いや、判ってるんだろうけど。
保身のために欧州組みを呼ぶのであれば、呼ばないで欲しい。そう願うこの頃です。
オーウェン問題決着
レアルで居場所の無くなってしまっていたマイケル・オーウェンがついにニューカッスル移籍を決断たようです。
あれほどかたくなに「戻るならレッズ」と言っていましたが、カディス戦後ニューッカスルから飛び立った3人の男達の説得に心を動かされたみたいですね。
シェファード会長、スーネス監督、アラン・シアラー…なんでシアラー?(笑)
まぁ、将来のニューカッスルの監督だし、オーウェンが尊敬する選手だから判らないでもないけど…まだ選手なのに、ほとんど幹部ですな(笑)
さておき、ニューカッスルは現在白星なしと言う苦しい状況(しかも唯一得点0)、オーウェン加入でこの状況を打破できるはまた別問題ですが、溜まった鬱憤を晴らすようにゴールを決めていって欲しいですね…でもチェルシー戦だけは沈黙しててください(笑)
小野残留へ
かねてから移籍の噂が絶えなかった小野伸二のフェイエ残留がほぼ確実なものになりました。
一時はフェイエの顔とまで言われた小野ですが、怪我が多く、計算できない所もあります。
新監督も口では「大事な戦力」といってますが、果たして・・・?
小野のいないフェイエは現在、苦しみながらも3連勝。その勝ち星の一つがライバルであるアヤックスからの勝ち星なだけに、好調時のチームはいじらないとの考えから言えば、今の段階で小野の居場所は無いに等しい状態ではないでしょうか。
どちらにせよ、来期フェイエのユニフォームを着てることはほぼ無いでしょうね。
テクニック、戦術眼に優れた日本のキープレイヤーの獲得を狙うチームは結構多いみたいですが、どうしても怪我しやすいと言うのがネックとなり、思った以上に移籍金が上がらない、これでは売りたくないと言うのがフェイエの本心でしょうねぇ。
ボルトンに行ってたら、中田とどういう使われ方をするのか興味はあったんですけどね。
名審判も引退?
イタリア人審判のピエルルイジ・コッリーナ氏がサッカー協会に辞表を提出したようです。
協会側は辞表を受理しないと言う姿勢でいるようですが、本人は「選手との信頼関係がなくなれば審判はやっていけない」との考えのようです。
今シーズンまで笛を吹く事で協会、本人とも合意していたはずだったのですが、コッリーナ氏がACミランのスポンサーであるオペルと個人的に契約したことでミラン以外のチームや選手から不利な判定を受けるのでは?との声が上がっているのが原因のようですね。
たこ焼きのCMに出たり、ピッコロ大魔王(笑)に似てるキャラの立ってる人(もちろんジャッジも素晴らしいんですが。)なだけに、ピッチで見れなくなるのはちょっと寂しいですね。