気ままにサッカーライフ -17ページ目

昨日の試合を振りかえって

今振り返っても、いい試合だった。今年のベストゲームじゃなかったんでしょうか?


自分なりに気になった選手の動きをまとめてみました。


◎GK

川口

前半に失点してしまったものの、2失点とも川口を責められる状態ではなかった。

ポジショニングもしっかりしていたように思います。

後半、決定的なピンチも顔面でのブロックもあり、無失点に切り抜け。ギリシャ戦での様な不用意なプレーももなく安定してたように思います。


◎DF

宮本

DFラインの統率で仕事を発揮しましたが、ペナルティーエリア内で相手に振り切られフリーにしてしまうような場面が見られました。

スピードと高さの対応はやはり不安の残るものでしたが、何とか瀬戸際で食い止めてように思います。


加地

前半からの精力的なアップダウンがとても好印象をもてた。

前半4分には、各方面で議論となってる幻の先制弾(ドイツのマスコミでも議論が分かれてるようですね。)もあり、自分が見た代表戦では一番インパクトが強かったです。


三都主

この人をDFに分類してよいものか…DFとしての動きはできていないし、サイド攻撃より、中に中にと言った動きしかできてなかったように思う。

1vs1の時に無謀な仕掛けが何度かあり、スタメンでは1・2位を争うほど、試合の流れから消えていたように思います。


◎MF

福西

前半はコンビを組む中田が前目にいることから、1ボランチ状態で中盤の底の仕事を精力的にこなしてたように思います。

後半に入ってからは持ち前の攻撃力も生かし、攻撃のバリエーションを増やしたように思います。

181cmとサッカー選手として大型とはいえませんが、そのフィジカルの強さはブラジル相手でも引けを取ってなかったです。


中田(英)

レジスタとしての役割を攻撃面では果たせてたように思います。

守備面は前掛りになるためか、チェックが少し遅れたりしてましたが、運動量も豊富で前線とDF陣とのいい繋ぎ役だったのではないかと思います。


中村

ブラジル戦でマン・オブ・ザ・マッチ(その試合の最優秀選手)に選ばれるほどキレていました。

同点に追いついたミドルシュートは、コンフェデの予選の中でも1・2を争うほどのビューティフルゴールじゃないかなと思います。

前線で、あれだけ起点になりながら、守備の面での貢献も素晴らしかったと思います。


◎FW

大黒

なぜ今の代表でスタメンで使われないのか、一番疑問の残る選手ですね。

柳沢のポストワーク、玉田のスピードは確かに魅力ですが、枠を捉える技術、前線での果敢なアッタクは前出の2人にはないFWとしての最大の武器なように思うのですが。

ジーコ監督はカッペロ監督だった頃のASローマモンテッラのような働きを期待してるのでしょうかねぇ?


一晩たち冷静になって、惜しい試合ではあったけど、この「惜しい」「あと少し」が世界との壁なのかなと感じています。

ブラジルのほとんどの選手が後半は同点でもいい的な考えで、ペースダウンさせてたようにも見えます。

そこを上手くつけなかったのが引き分けになった要因とも思います。


ジーコ監督が「大きな大会では1点に泣く」と言ってましたが、後1点を取りに行くのであれば、柳沢out⇒鈴木inの采配より、中田浩二out⇒鈴木inの3TOPで捨て身で行ってよかったんじゃないかな。と思います。中田浩二のユーティリティー性は認めてますが、あの試合で使うに値したのか微妙な所だったようにおもいます。


今回のコンフェデ杯は、日本代表が世界でも戦えるといった自信を付けるのに、最高の舞台だったと思う。この自信を胸に。「惜しい」「あと少し」の壁を乗り越えて行って欲しいです。

コンフェデ杯 vsブラジル

日本代表vsブラジル代表 2-2 よく頑張った!


前半10分、日本コーナーキックからのカウンターで、あっさりロビーニョに先制されたときは、「これ、いったい何点入れられるんだろう…」と不安になりましたが、そこからホント頑張ってくれましたね。


いきなり加地の疑惑のノーゴール…映像を見る限り、微妙だがオフサイドではなかったように思います。あれさえ認められてたら、日本の勝利だったのになぁ…


前日のユース代表でフラストレーションが溜まっていただけに、今日のA代表の「日本のサッカーを見せる」といった姿勢が嬉しかったですね。ユース代表よ、兄貴分のこういうところは見習いなさい。(笑)


先制され、嫌なムードで前半の中盤まで来てたので、前半27分。俊輔の豪快なミドルが決まった瞬間。「うわっ!やってくれたよ、おい!」って、叫んじゃいました(笑)

あのミドルは本当にきれいだった。日本の闘う姿勢が凝縮されたシュートだったように思います。


自分的に不安だった4バック採用で、どこまでブラジルの攻撃陣を止められるかな。と思ってましたが、前半32分。ロナウジーニョに食らった2点目は三都主のチェックミスのような気もする…まぁ守備が本職でない選手があそこにいるのだから、そうなってしょうがないのかなとも思いますけど。

しかし、守備の面で不満を感じたのはここまででした。特に中盤の福西の頑張りが、崩されてからのピンチを防いでいたように思います。


王者ブラジルも次々に攻め込んでくるけど、日本も負けじと、自分達のパッシングサッカーで対抗し、いい形を次々に作り出してくれてました。終了前はブラジルのボール回しで、お互いが少しペースダウンしましたけど。


結局前半は2-1のまま終了。1点を返し、さらに攻め込むシーンもあったことから、大満足で見ていられました。

前半のハイライト中、ベンゲル監督が特別解説員にいる!(笑)たのむ~、次の監督になってくれ~(笑)

まぁ、冗談はおいておき、ベンゲル監督の交代案は非常に的を得ているなと思いました。


中田をFWの近い位置に上げ、代わりに稲本を。そして必要であれば3TOPも検討した方がいい。」

3TOPはあんまりですけど、中田を前の位置に持ってくる事は賛成でした。小笠原柳沢への惜しいFK以外インパクトありませんでしたしね。


後半に入って。玉田out⇒大黒in。小笠原out⇒中田浩二in。…中田浩二?(笑)


大黒の投入で、ルッシオがだいぶ苛立っているように見えました。玉田の時には見られなかった仕草が、なんとなく目に付きましたからね。それだけ、ポジション取りが良いという事なんだろうか。

実際、大黒からのチャンスが後半いきなりありましたからね。あれはGKマルコスを褒めるしかないでしょう。


後半はブラジルが個人技でチャンスを作るも決め切れなかったり、日本も最後のパスが合わなかったりで決定的な場面が前半より少なかったように思うけど、パスの連動は見ていて楽しかったです。


そして、後半43分。ゴール正面という絶好での場所でのFKで中村のシュートは惜しくもポスト。しかし!つめていた大黒が冷静にキーパーの逆サイドに押し込み日本同点!やってくれたよ大黒様!(笑)

残り時間もわずかとなったが、日本代表が再度ブラジルのゴールを脅かすシーンもありながらの試合終了。


2-2で引き分けとなった試合でしたけど、加地のゴールさえ認められてれば…と思わずにはいられませんね。


しかし、ほんとにいい試合でした。4-4-2も検討していいのかな…と少し前向きになれたし。

大黒が世界の強豪でも十分渡り合えるという事もわかったし。

ギリシャ戦より、アグレッシブで力強い日本を見れたことで、来年のW.C.が悲観的なものでなく、希望を持てるようになって来ました。


日本代表のメンバーの皆さん、コンフェデお疲れ様でした。

この大会の経験を糧とし、1年後に迫ったW.C.の為に、更なる進化を遂げていってもらいたいです。

ワールドユース vsモロッコ

日本ユース代表vsモロッコ 0-1 で負けてしまいました。


厳しいかなぁ・・・と思って見守っていたのですが、予想通りというか、なんと言うか…

お尻に火がついたときには、手遅れしてたねぇ。


モロッコの攻撃陣を、何とか瀬戸際で食い止めてた印象だったんですが、最後の最後に警戒してた選手にやられてしまった。


前半の序盤はモロッコの速さを凌いで、前線からチェックを掛け、あと少し!と言ったシーンもあっただけに残念です。

特に、前半はカレンの働きが大きかったように思います。後半はどこに行った?というぐらい試合から消えてましたけど・・・

そして、モロッコの攻撃陣を恐れる余り、押し上げができてなかったように思います。あれじゃ、パスコースが後ろか横にしかなく、中盤での展開は期待できなかったですね。


後半は特にそれが目立ったように思います。

攻めるときも、周りにフォローがなく一人で孤立してしまうシーンが多かったように思います。

予選リーグのときより幾分、気合いの入った試合だったようですけど、ひたむきさがやっぱり感じられませんでした。


前の試合でも思ったんですが、平山にはがっかりしました。

日本の次代を担うストライカーに成長して欲しいだけに、あえて苦言を。

もっと走ってくれ!と。

前半の最初にカレンが放ったポスト直撃のシュートの時も、シュートの軌道を見てるだけで、つめてない!

おもわず、「何やってんだよ!」叫んでしまったですよ。

守備面で全くボールを追わない、攻撃で味方のシュートの後つめようとしない。ポジション取りで相手と競り合ってない。と言ったプレーには「怠慢」以外の何ものも感じませんでした。


全体的に観ても、平山がセンターサークル付近にいるときに攻撃が全くの手詰まりになってたように思います。中盤でのパス回しがないから、相手を崩せず、モロッコに余裕を持って守備をさせてたように思います。

最後の失点も、セーフティーに行こうとしすぎたため、余計な所で相手にスローインを与えてしまい、そういった気の緩みを付かれて、取られるべくして取られたように思う。


結局、1勝もできないまま、大会から姿を消すことになった日本ユース代表

決勝Tには進みましたが、強運だけでは世界の舞台では通用しないと選手達が実感してるとおもいます。

次のオリンピックに向けて、この大会での教訓を生かしていって欲しいです。


南アフリカW.C.では主力になる選手達なんですから…頑張って欲しいものです。

深夜から・・・

日本ユース代表vsモロッコの試合は3:30からですなぁ…


今から眠りに入って、ユース代表を応援します!(笑)

予選リーグの頃の不甲斐ない出来から、どう変わっているか、楽しみだし、不安ですね。


アフリカ第4代表のモロッコとは言え、予選リーグで2勝1敗で勝ち進んできているチームだけに、油断するとあっさり失点、攻めあぐねて試合終了ってならない事を祈るのみです。


出来れば、兵頭でなく、水野を先発で使って欲しいなぁ…

今大会、最もキレてる選手だけに、先発からから出て、チャンスを多く演出して欲しい。


兄貴分のA代表がギリシャ相手にひたむきに戦った姿を、ユース代表も見せてくれ。

この前のオーストラリア戦の時にお尻に火がつくのが遅いと、ホント命取りになりかねませんからね!


それでは、しばらくオヤスミナサイ…(笑)

一晩明けて

ブラジルメキシコに負けてしまいましたねぇ。

これで次の日本代表の試合はブラジルの本気モードと戦う羽目になってしまいました。


引き分けでも決勝Tに進めない日本にとっては、これは大ピンチです。

アトランタ5輪の時しか今まで日本代表ブラジルに勝ててないから、ちょっと後ろ向きになってしまいます。でも、これはこれでいい事かな?とも思ってます。


本気モードのブラジルと試合ができるという、特典(?)が付いたと言うこと。

親善試合にはない緊迫した試合が今度の試合にはあります。そんなブラジルと真っ向勝負で戦えるチャンスは滅多にないからです。ロナウジーニョアドリアーノのような世界最高レベルの攻撃陣に、日本代表がどう立ち向かうか。非常に興味があります。


この試合でも4バックを使うのであれば、小笠原を下げ、中田を2列目に持っていくか、中田を下げて稲本遠藤を入れるべきじゃないかと思います。中田浩二は・・・ポカが目立つので中盤の底にはつらいかな?

ギリシャ戦の時のスタメンだと、どうしても前掛りになり、中盤からのブラジルの速攻を止めれそうにないからね。


それから、大黒を先発で使って欲しい。

ギリシャ戦で玉田の裏に抜ける速さはすばらしかったけれど、ブラジルにもそのスピードが通用するかは疑問。抜けたところで枠を捉えられないシュートを打つようだと、恐怖感を与えらないですからねぇ。

入らないまでも枠を捉えるシュートは打って欲しい。

そこで大黒を先発で起用してもらいたい。今、日本人で1番枠を捉えるのがうまい選手じゃないかなと思ってます。


柳沢は…FWなんだけど、点を取ることより、ポスト役として期待してます。


ブラジル戦は引き分けでも御の字になりそうですけど、本番はあくまで来年。

世界王者との1戦は大きな経験になってくれると信じています。