欧州ワールドカップ予選
グループ1ではオランダがアンドラに4-1と快勝。この勝利により、ライバルのチェコに敗れてもその次の試合に勝てば1位通過できるようになりました。2位のチェコはルーマニアに敗れてしまったため2杯目を喫してしまった為、オランダとの試合には是が非でも勝って、2位の成績上位で勝ち抜けを狙ってくるでしょう。
グループ2は自分の応援するウクライナが1位通過を決めたので、2位争いに注目が集まります。ギリシャより1試合多いトルコは現時点で2ポイント上回ってますが、欧州王者としての意地を賭けギリシャも残り2試合勝ちにこだわる試合をしてくるでしょう。
グループ3ではポルトガルの絶対的な有利は動かず、ここもプレーオフを賭けた2位争いに注目が行きそうです。スロヴァキアとロシアが同じ勝ち点で並び、次節も2チームにとって格下となる相手なだけに、最終節の直接対決で2位が決まりそうですね。
グループ4はフランスが苦しんでいます。ジダンなどの98年組みが戻ってきて直接のライバルであろうアイルランドに1-0で勝ったことで、ひとまず勝ち点で首位に並びました。残り2試合フランスにとって気が抜けなく、またスイスも最近良いタレントが出てきているだけに、フランスの優位性は全く無い状況ではないでしょうか。また敗れたアイルランドもかなり苦しい立場に立ったと言えます。最終節が終わるまでこのグループは混沌として予断を許しませんね。
グループ5はイタリアが一歩抜け出し、1位通過の可能性が高くなっています。2位につけるノルウェーとスロヴェニアは、ややノルウェーが有利な状況にあるのではないでしょうか。ノルウェーに比べ、スロヴェニアはイタリアとスコットランド戦を残しており、厳しい状況と言わざるを得ません。
グループ6はイングランドがまさかの北アイルランド戦での敗北により、1位通過が微妙な状況になってきました。1試合多いポーランドとの差が5となり、次節のオーストリアと最終節のポーランドとの直接対決に勝たないといけないだけに、非常に苦しい状況だと思います。
グループ7はスペインvsセルビアが1-1のドローであった為、スペインの自力1位通過がなくなってしまい、また上位2チームが引き分けた事で4位のベルギーまで2位に入る可能性がでてきました。スペインは次節のベルギー戦は確実に勝たないと、予選で姿を消しかねない状況です。
グループ8はスウェーデンとクロアチアの2チームで決まりですが、次節直接対決があり、その勝者が1位通過を決めそうな感じですね。最終節の相手としてはクロアチアの方が厳しい相手ですが、今までの状況を見る限り、やはり次節が天王山になりそうですね。